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2005年05月号 掲載 
石のギャラリー「KEES OUWENS」展
愛媛県西条市 

内装に用いた青石は、廃材を活用したもの
 1996年に西予市宇和町伊延の山裾にアトリエを構え、愛媛県を中心に様々な芸術活動を続けている彫刻家のケース・オーエンスが、昨年末、西条市の「いよせきガーデン」に新しい石のギャラリーをつくった。昨年12月18日から今年1月11日まで、ギャラリーのオープンを記念してケースの石彫と絵の個展が開かれている。国道11号に面し、石鎚山系の前衛の山々と田圃を背にした新しいギャラリーは、宇和のアトリエとほぼ同じ規模だが、少し天井が低く、幅が狭く長さが長い。西条の青石を内外装にふんだんに使用しているので独自の雰囲気がある。オープニングの催しがあった18日には地元のジャズバンドが来演し華を添えた。西条市内には、安藤忠雄の南岳山光明寺や、コルビジェの直弟子であった坂倉準三の体育館、浦辺鎮太郎の栄光教会など見応えのある近代建築も多い。是非お出かけ下さい。

石のギャラリーの連絡先は
〒793-0053 愛媛県西条市洲之内甲1299 
TEL:0897-55-3720


ギャラリーの薪ストーブ

ケースの個展を開催中のギャラリー

中国産の玄武岩を使ったケースの彫刻

 
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