愛媛の地域を探訪するささやかなWEBマガジンです。今後の更新は不定期にいたします。お暇な時にでもご覧いただき、ご意見やご教示をれたまわれば幸いです。
平成21年 7月1日 編集人
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題字・画:藪野 健
- お し ら せ -

・11.11.21
 今春から備中国、倉敷、児島で暮すことになりました
今春から備中国、倉敷、児島で暮すことになりました。すでに7ケ月が過ぎようとしています。しばらく、愛媛はご無沙汰しますが、その間、備前・備中・備後地方、仮の住まいのある倉敷児島周辺の話柄と、愛媛の関わりなどについて掲載してみます。


・09.11.18
 東京の子規 歩く人・子規
11月15 日、井上明久さんの本誌連載『東京の子規』が本になりました。書名は『東京の子規 歩く人・子規』です。  連載に加筆訂正をほどこし、新に漱石と二人で歩いた京都について、また、芭蕉の跡をたどった「はてしらずの記」の旅についてなどの章を書き下ろして上梓されたものです。
 井上さんは子規の「その人の足あと踏めば風薫る」の句を巻頭に掲げ、「僕は子規を“解釈”なんかしたくなかった。ただ、子規を“感じ”たかった。その人の足あとを踏んでいった時に薫ってくる風を、この身いっぱい受けたかった。……歩く人としての子規。僕はもっぱらこの点に深い関心と熱い共感を抱きつつ、本稿を書き進めた。……晩年の子規が持った文学的、人間的な深さや凄みには欠けているだろうが、その代わりこの時期の子規には何にも増して軽やかで勁い脚があった。青々しくて、未熟で、青春の真只中にいた子規。僕はそんな子規に一番強く心惹かれている」とあとがきに書いています。子規が井上さんの平たく、深く、生彩のある筆致で、ぐっと近い存在に思えてくる本です。表紙の装画は藪野健先生の草鞋の紐を結ぶ子規の絵です。
ぜひご購読をお願いします。
版元は松山の創風社出版。定価:本体1600円+税。
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         PICKUP - 最新の記事



ごちそうノート  第 120 回 

賢治のカレー
 
児島駅近くに「イーハトーヴ」という喫茶店がある。カレーがおいしいと聞いて出かけた。インド風のカレーでとても気に入った。ドライカレーとスープのタイプと2種類をあわせた夢カレーというのがある。(2011年12月 追記)

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ギャルリー美しい街  第 91 回 

倉敷市美観地区
旧大原家東邸「有隣荘」
 1928年(昭和3年)築。家族のための住居として大原孫三郎が建てた。設計は薬師寺主計、伊東忠太。家具などは児島虎次郎。庭は無鄰菴を手がけた七代目小川治兵衞。 緑色の瓦屋根に因み「緑御殿」とも呼ばれる。新築後、孫三郎夫人が病に臥すなど、家族のための落ち着いた家としての期待は満たされなかった。1997年(平成9年)からは、大原美術館の特別展示室として使われている。 有隣荘が新築される前、この地には、大原孝四郎、孫三郎ら大原家のホームドクターの役割も果たした愛媛県北宇和郡松野町(旧明治村)豊岡出身の三橋玉見の医院が建っていた。三橋は孫三郎の信頼篤く、児島虎次郎とも学生時代から深い交わりがあり、第二の故郷、倉敷の芸術文化運動に生涯尽した。倉敷文化協会の創設メンバーであった。医業の傍ら、倉敷緞通や酒津焼の復興など、倉敷の民芸運動振興にも務め、柳宗悦や河井寛次郎ら民芸諸家とも親交があった他、アララギ派の中村憲吉に師事した歌人でもあり、陸羯南や子規の叔父加藤拓川と親交のあった漢詩人国分青崖とも交際があった。有燐荘建築に際し、医院は浜田町に新築移転した。

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小さな自転車の旅
 第15回 

倉敷・児島日記 その5
永瀬清子生家と閑谷学校  
 5月14日土曜日、児島のアパートで、朝のNHK ローカルニュースを、トーストをかじりながら見ていたら、詩人の永瀬清子の特別展が生地熊山にある記念館で開かれているという映像が流れてきた。金沢の知人が以前からたずねてみたいといっていた記念館のことだろう。

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小さな自転車の旅
 第14回 

倉敷・児島日記 その4
児島の喫茶店  
 児島は喫茶店の多い町である。時代に逆行していると言えなくもない。こんな に喫茶店が元気で個性的な町は珍しいのではないかと思う。近所を走り回る子供 の数とともにこれは児島に来て、びっくりしたことの双璧である。

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小さな自転車の旅
 第13回 

倉敷・児島日記 その3
酒津  
 私にとって、倉敷西郊の酒津との出会いは、倉敷で暮して、ほんとうによかったと思ったことのひとつである。

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ごちそうノート  第 121 回 

児島のうどん
 
児島は、讃岐のすぐ向い側で、私の住むアパートからも瀬戸大橋と対岸の四国がはっきりと見える。近くの田の口港には、御影石の大きな鳥居が海に向かって立ち、一対の備前焼の狛犬が海をにらんでいる。

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小さな自転車の旅
 第12回 

倉敷・児島日記 その2
下津井電鉄廃線を通って倉敷へ  
 倉敷に来て半年が過ぎた。児島下の町の鴻八幡宮の秋の祭礼の日、自転車で下津井電鉄の廃線跡を往復して倉敷市街に行き、酒津の倉敷堤窯をたずねて児島にもどった。自転車で児島から倉敷に出かける定番のコースだ。

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小さな自転車の旅
 第11回 

倉敷・児島日記 その1
鷲羽山~下津井  
 3月末日、児島で暮しはじめるにあたり、鷲羽山に自転車で上ってみた。快晴。田の口のアパートから海に沿って走り、右に曲がり、さらに少し先を左に曲がって瀬戸自動車道児島インターへの急坂を登る。

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ごちそうノート  第 119 回 

児島のやさしいイタリア料理
 
児島に来て一年間の予定の一人暮らしを始めた。そしてすぐに、食事に行き詰まった。1人で炊事をするとつくり過ぎる。スーパーのお総菜も、外食の繰り返しもわびしい。気をつかう。結局、居心地の良い店に繰り返し通うことになった。

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漱石を読みながら 第10回 

可哀そうな二人
 
 漱石を読む、と言っても、真っ向から漱石に立ち向かうほどの技量は僕には毛頭ない。ただ、漱石のまわりを少し遠巻きにしながら、ウロウロと歩き廻ってみたいと思うばかりだ。従って、いたって気楽な、ひどくのんびりした読みものになるだろう。いや、そうなってほしい。
 誰でも漱石に近づくと、とかく肩肘張った、かしこまった文章になりがちだ。何と言ったって相手が豪いので、豪すぎるので、ついついこっちも身構えてしまうことになる。なるべくそうはならないようにしたい。が、気がつけばそうなっているかもしれない。その節は平にご容赦を。
 流れの真ん中に漱石を据えながら、その連想から他の作家や別の出来事に自由に筆を延ばし、また適当に漱石に還ってくる。そんな構成で進めていきたい。だから、タイトルは「漱石を読む」ではなくて、「漱石を読みながら」とする。(井上明久)

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靴風日和 第06回 

やっぱり、田端
 
 荷風に都市散策の聖典とも言ふべき『日和下駄』と題する一代の名著あり。その真似の真似の真似にも遠く及ばねど、なほなにがしかの真似事をしたき思ひ抑へ難く、下駄の代りに靴をはき、フラリと町の風に吹かれ歩く。よつて、戯れに「靴風日和」と名付けたり。

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伊予細見
 第142回 

近藤篤山の家 その1 聖人いたるべし
西条市 小松

 JR小松駅前の交叉点を山の方に入り、旧道にあると聞いたよしの餅を売る和菓子屋をさがすうちに、県の史跡になっている近藤篤山旧邸に行きあたった。近藤篤山は伊予聖人とよばれた江戸の後期から末期にかけての儒者である。たまたま、その日は公開日であったので、見せていただくことにした。

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