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2008年01月号 掲載
第 106 回 
 
  


うまたまや(美味卵屋)食堂のオムハヤシ。牛肉の赤ワイン煮込みのせ。

 1月の3連休に東京に出かけた。初日は寒い雨の中でラグビーを観戦した。
 翌日は、本紙「東京の子規」連載中の井上明久さんと神保町で落ち合い、神田、日本橋、銀座まで歩いた。その時に食べたものなどについて書く。


神保町花月劇場学生と古書店の街神保町に
大阪の吉本興業が進出した。

神田のガード下にあるうまたまや食堂。


銀座七丁目の銀座ライオンで生ビール。昭和9年4月8日に出来た店。
菅原栄蔵作モザイク大壁画がある。
 昼に、神保町の「ランチョン」というビヤホールで待ち合わせたが休みだった。最近大阪の吉本が進出した神保町花月の建物を過ぎ、まつやで蕎麦でも食べますかと歩いたが、こちらは客が行列。道路を渡って一本入った勝漫のトンカツも休み。それではと神田まで歩いて、ガード下の洋食屋「美味卵家(うまたまや)」へ。オムライス専門店で、支店もあって最近、テレビなどにも出ているらしい。半熟卵に、デミグラソースがかかっていて、メニューも迷うほどある。数人しか入れない狭い店だが休日なのでこっちは空いていた。赤ワインで柔らかく煮込んだという肉がしつこくなくて味がよかった。神田から日本橋へ。日本銀行、三越を通り、新築成った丸善へ。京橋を過ぎ、文具の伊東屋をのぞいて、最後は銀座ライオンでビールを1杯。

 
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