先日、西条の越智自転車に出かけた帰りに、高知の窪川で教わった蕎麦屋さんに出かけてみた。西条から、今治に向かって国道198号を走り、壬生川駅の交叉点を過ぎ、三津屋の交叉点を過ぎる。その次の信号を右折すると、右側に神社があり、舟溜まりや小さな魚市場の看板が見える。そのまま海に向かって少し走って行くと、右手に蕎麦亭はるという看板が見え、だだっ広い駐車場の奥に大きな民家が見える。ちょっと間違えたかなと思うほど、蕎麦屋さんというより普通の民家に見える。廻りは田圃である。 。
　蕎麦は色も艶も美しく、味も格別にいい。大盛と大根蕎麦を食べた。とろっとした蕎麦湯をいただくと落ち着いた満ち足りた気分になる。デザートもおいしい。とにかく蕎麦そのものがすばらしいので、西条に出かけた時はつい足が向いてしまうようになった。初めて出かけた日曜日、家の庭を丹精されていたご夫人に「開いてますか」と聴くと「はい、どうぞ」と明るく招じ入れてもらった。少し前まで日曜日は休みだったそうだが、最近休日が変わったようだ。出かけられる時は電話で確かめてください。